新サービスの『ヤマワケ』について知りたい!
『ヤマワケエステート』と何が違うの?
2024年8月にスタートした、新サービスの投資・配当型クラウドファンディングサービス『ヤマワケ』。
『ヤマワケエステート』と名前が似ているし、サイトの入り口も同じなので違いがわかりにくいですよね。
そこで、この記事では『ヤマワケ』の概要と、2つのサービスの違いを解説します。
筆者自身がやってみた感想や運用状況も解説しているので、『ヤマワケ』が気になっている人はぜひ参考にしてくださいね。
さっそくヤマワケをやってみたよ!
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『ヤマワケ』の概要
画像引用 ヤマワケ
『ヤマワケ』は、WeCapital株式会社が運営するクラウドファンディングサービスです。
まず、ヤマワケがどんなサービスかを簡単に説明します。
ヤマワケは投資・配当型クラウドファンディングサービス
インターネットで投資家から資金を集め、企業やプロジェクトに融資します。借入金の返済時に支払われる利息が投資家の利益となります。
画像引用 ヤマワケ
《流れを簡単に説明すると、次の通りです》
WeCapital株式会社が「ヤマワケ」で出資金を集める
↓
集まった資金を、子会社の「ヤマワケレンディング」が企業に貸し付ける
↓
融資期間終了後、借りた企業が「ヤマワケレンディング」に元本と利息を返済する
↓
WeCapital株式会社が「ヤマワケ」で投資家に元本を償還し利息を配分する
ヤマワケの運営会社情報
ヤマワケを運営しているのは、WeCapital(ウィーキャピタル)株式会社。
WeCapital株式会社は『ヤマワケエステート』を運営しているヤマワケエステート株式会社の親会社です。
会社名 | WeCapital株式会社 |
公式サイト | WeCapital |
代表取締役 | 松田悠介 橋口遼 |
設立年月日 | 2013年4月10日 |
保有免許 | 第二種金融商品取引業 宅地建物取引業 |
ヤマワケエステートとの違い
画像引用 ヤマワケエステート
この記事を読んでいる人は、不動産クラウドファンディングサービス『ヤマワケエステート』を利用している人も多いのではないでしょうか。
ここでは、ヤマワケとヤマワケエステートの違いをまとめました。
ヤマワケ | ヤマワケエステート | |
---|---|---|
運営会社 | WeCapital株式会社 | ヤマワケエステート株式会社 |
分類 | 投資・配当型クラファンサービス | 不動産クラファンサービス |
サービス開始 | 2024年8月 | 2023年9月 |
投資対象 | 企業・事業・プロジェクト | 不動産 |
分配金の内容 | 貸付利息 | 不動産の賃料・売却益 |
ヤマワケとヤマワケエステートの違いを簡単にあらわすと、以下の通りです。
- ヤマワケ…集めたお金を貸して利息を得る
- ヤマワケエステート…集めたお金で不動産を取得し賃料や売却益を得る
集めたお金の使い道がまったく違うんだね。
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サービス開始後のファンド一覧
ヤマワケがスタートして、2か月で7件のファンドが発表されました。
こちらがその一覧です。
ファンド名 | 募集開始日 | 募集金額 | 利回り | 運用期間 | 最低申込金額 | 募集方式 | その他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1.商品流通事業ファンド | 2024/9/4 | 1.1億円 | 12% | 2か月 | 10万円 | 抽選 | |
2.岸和田だんじり祭りファンド | 2024/9/6 | 5千万円 | 12% | 3か月 | 10万円 | 先着 | 優待付き |
3.銀座高級飲食店新規開店ファンド | 2024/9/24 | 8千万円 | 10% | 12か月 | 10万円 | 先着 | |
4.墨田区新築ファンド | 2024/9/24 | 2.69千万円 | 14.5% | 12か月 | 10万円 | 先着 | |
5.北海道産ほたて輸出プロジェクト | 2024/10/9 | 2千万円 | 12% | 6か月 | 1万円 | 抽選 | 優待付き |
6.さくらの森ビタミンCサプリファンド | 2024/10/22 | 3千万円 | 12% | 1か月 | 10万円 | 抽選 | 優待付き |
7.板橋区宮本町新築ファンド | 2024/10/22 | 2.6千万円 | 13% | 10か月 | 10万円 | 先着 |
サービス開始から2か月間のファンドで特徴をまとめると
- 想定利回り10%以上と高利回り
- 運用期間は6か月以内のものもあり短め
- 最低申込金額は10万円が多い
- 先着と抽選の割合は同じぐらい
- 優待付きのファンドもある
といったところですね。新しいファンドも1か月に3~4件発表されています。
ただ、まだ始まったばかりのサービスなので今後も同じ状態が続くかどうかはわかりません。
今後も状況を更新していくね。
筆者のヤマワケ運用状況
私の申し込み履歴と運用状況を解説します。
まず、記念すべき第1号ファンドに申し込みをしました。
運用期間が2か月と短く手ごろで投資したかったのですが、抽選結果は落選でした。
画像引用 ヤマワケ
応募率は募集金額の162%。
100%は超えているものの、ヤマワケエステートやCOZUCHIに比べると競争率はかなり低く、期待していましたがくじ運がなかったですね。
第1号、当てたかったな。
次に申し込んだのは、第4号「墨田区新築ファンド」です。
画像引用 ヤマワケ
こちらは、WeCapital株式会社の株主でありヤマワケエステートにファンドを多数提供している『エムトラスト株式会社』に融資をするファンドです。
これまでヤマワケエステートでのファンド実績を見ており、信頼できる企業だと認識しているので出資を決めました。
画像引用 ヤマワケ
このファンドは先着方式でしたが、まだヤマワケ会員も少なかったのか一瞬で埋まることもなく、1口10万円で無事投資が確定しました。
画像引用 ヤマワケ
予定利回り14.5%、1年後には11,531円増えて戻ってくるので楽しみです。(注・投資なので配当の減額や元本割れのリスクもあります)
その後も魅力的なファンドは出ており、特に気になったのがほたての優待付きファンド。
かなり迷いましたが、他社クラウドファンディングの利用も予定しているので資金温存のため申し込みは見送りました。
ヤマワケのメリット【5つ】
ここからはヤマワケのメリットを解説していきます。
競争率が低く当たりやすい
ヤマワケのファンドを見ると、先着方式のファンドは今のところ一瞬で埋まることはなく、当たりやすい状況です。
抽選方式も、優待付きファンドは倍率が上がりますが、それ以外は「応募が殺到する」レベルまでは達していません。
ヤマワケの登録者数は公表されていませんが、新しいサービスのためほかのクラウドファンディングサービスよりも少ない可能性があります。
今なら当たりやすいよ♪
ヤマワケエステートが落選続きでなかなか投資できない人は、ヤマワケを試してみるのもひとつの方法ですね。
もちろん、登録者はこれからどんどん増えていくと思われるので、今後は競争率も上がっていくでしょう。
想定利回りが高い
サービス開始後2か月間のファンドは、想定利回りが10%~14.5%と高めの傾向です。
始まったばかりのサービスなので断定はできませんが、ヤマワケエステートの想定利回りが10%以上であることを考えるとこちらも期待できそうですね。
値動きがなくほったらかしで投資できる
申し込んだファンドに投資が確定したら、指定口座に入金するだけでほかに何もすることはありません。
株のように値動きに一喜一憂したり、いつ売るかを悩んだりする必要もありません。
ヤマワケに全部おまかせ♪
運用が終了すると、会員登録時に設定した口座に元本と配当金が入金されます。
マイナンバーを登録していないと配当金は受け取れません。
登録時の本人確認にマイナンバーカードを使った人も忘れずにマイナンバーを登録しましょう。
1万円から始められる
2024年10月現在、ヤマワケでは7件のファンドが発表されています。
- 最低申し込み金額10万円(6件)
- 最低申し込み金額 1万円(1件)
1万円から出資できるファンドは少ないですが、ヤマワケの公式サイトで『少額投資』を特徴としてあげているので今後も出てくるでしょう。
1万円のファンドが増えるといいな。
幅広いジャンルに投資できる
ヤマワケは幅広いジャンルを投資対象に予定しています。
- 不動産
- 太陽光
- イベント
- 飲食店などの店舗
- 人
自分の興味のあるジャンルやプロジェクトを選んで投資をすれば、応援につながるので楽しいですね。
ヤマワケのデメリット【4つ】
ここからはヤマワケのデメリットを4つ解説します。
実績が少ない
ヤマワケの第1号ファンドの募集は2024年9月のため、まだ償還実績がありません。
ファンド自体も少ない状態なので、運用実績はわからず、今後の動きもわかりません。
実績の少ないサービスの利用が不安な人は、償還実績がある程度出るまで待った方がよいでしょう。
※2024年11月追記
ヤマワケ第1号ファンドが運用終了しました。
元本保証ではない
ヤマワケは、投資なので元本保証はありません。
融資をした企業やプロジェクトがうまくいかなかった場合、元本の償還が遅れたり元本割れしたりするリスクもあります。
ファンドページに「一般的なリスク」「そのファンド特有のリスク」について細かく記載があるので、必ず内容を確認してから投資の判断をしましょう。
運用途中で解約できない
ヤマワケは、運用期間が終了するまで解約はできません。
想定外の出費ができても困らないように、使う予定のない金額の範囲(=余裕資金)で投資をしましょう。
余裕資金での投資はリスク回避の基本だよ。
入金時に手数料がかかる
ヤマワケは、投資が確定してから出資金を振り込むシステムですが、振り込みにかかる手数料は投資家負担です。
1回の振り込みで数百円程度とはいえ、手数料がかかるのはもったいなく感じますね…。
しかし、手数料はネット銀行を利用すれば無料化できます!
銀行によって手数料無料の条件は変わりますが、ネット口座がない人はこの機会に開設するのをおすすめします。
ネット銀行だといつでも入金できて便利だよ♪
新サービス『ヤマワケ』のまとめ
本記事では、新サービスのヤマワケについて、概要や筆者がやってみた運用状況、ヤマワケエステートとの違いなどについてまとめました。
ヤマワケは新しいサービスで登録者が少ないためか、現在は競争率が低めです。
高配当で優待付きのファンドも出ているので、興味のある人はぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。
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